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UNKNOWN ORCHESTER

創作好きな帝夢のブログ

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止まらないぜ。

2011.09.16.Fri
グランナイツネタが。
思い描いたシーンがあんまり難しいんで、漫画にできなかった…orzぁ

んで、珍しく散文なんてものを。
書いてみた。
ちょいちょいイメージ描いたので、絵つきです。
(あああキャラクターのイメージ間違えてたらすみませんんん。そして服装はもちろんグランナイツ使用だっ☆)

以下より。




私は今、ジンさんとアラシさん、そしてスバルさんの4人で、リスティア大陸のアヴァロンという、遠い遠い国に来ています。
でも、観光じゃぁないんです。

……戦争。

私には似つかわしくない言葉かもしれません。
それでも、私はジンさんや皆にわがままを言って、付いてきました。
今は4人で簡単な任務の真っ最中。
小さな陣営に書簡を届ける、それだけの任務。
目的地まではアヴァロンの領土内だから、敵兵さんと出くわす危険も少ないですし、皆さんと一緒なので、少し気を抜いていたのかもしれません。
今まさに、その任務は終わろうとしているところ。
陣営に到着し、アラシさんとスバルさんは書簡を渡しに行っている最中、私はジンさんとその帰りを待っている最中、だったの。

もう任務を終わりだし、ジンさんも居たから、私…
まさか敵兵さんの奇襲があるなんて…思ってなくて…
グランナイツネタ①
「あ…あ…」

いきなり大きな音がして、陣営のテントが吹き飛んでいく光景。
目の前でゴウゴウと火の手が上がり、とても熱い風が私に向かって吹いてくる。
だから私、とても、とても怖くなってしまったの…。

「スイ!大丈夫か!」

慌てて傍まで駆け寄ってくれたジンさん。
私は一生懸命声を振り絞って、お二人が心配なんです、って言おうとしたんです。
上手く、言葉にはなっていなかったのだけれど。

「ジ、ジンさん…お二人は…」

「ああ、すぐに合流しよう。
 2人で敵に囲まれたらキツいしな…」

とても落ち着いていて、冷静な声。
だけどこの時、私は返事もせず、目も合わせずに居たから、ジンさんはおかしいな、と感じたのかもしれません。
ジンさんは私の肩に手を置いて、ちょっと引き寄せて、

「スイ、お前、大丈夫か?」
グランナイツネタ②
って凄く心配そうな顔して私を覗き込むんです。
ジンさんには申し訳ないかもしれませんが、私、そんなジンさんの顔をみたら、肩の力が抜けて行くのを感じたんです。
ああ、大丈夫なんだ、って。

「……はい。
 少し驚いちゃいましたけど…でも、大丈夫です。」

そう言って少し笑んだ私の顔をみて、ジンさんも少し安心したように、そうか、とだけ言いました。
でも、本当に驚いたのはその後だったんです。

ジンさんの表情がいきなり氷ついて。そして私を後ろの方へ突き飛ばして、杖を構えました。
私はいきなりのことだったので、何が何だかわからなくて…。
倒れそうになるのを何とか堪えて、態勢を整えようとジンさんの方を見た時でした。
グランナイツネタ③
「スイ!! 下がってろ!!」

「!!」

ジンさんの目の前には、鎧で全身を固めた敵兵さんが、まさに、ジンさんに襲いかかろうと剣を構えている…!!
杖を構えてはいても、もうその距離はとても近くて。
詠唱なんてとても間に合わない…!!
どうしよう、どうしよう…!ジンさんが!!


「ジンさん!!!」



ガァァァァン!!!!!



その大きな音がしたのは、叫ぶのと同じくらいでした。
敵兵さんは遠くの方に吹き飛ばされ、その代わりに身の丈ほどもある大きな剣が地面に刺さっていたんです。
多分、その剣で敵兵さんが吹き飛ばされてしまったんだと思います。
ジンさんが助かった…!

「よ、良かった…
 ジンさん!!お怪我はありませんか?!」

急いで駆け寄った私に、ああ、とだけ答えて、ジンさんはそのまま杖を構えて正面を見据えていました。
よく見ると剣の横には、短めの黒髪を束ねた見知らぬ少年が居たんです。
グランナイツネタ④
この剣を投げたのは、この人…?
助けてくれた、という事は味方、なのでしょうか?
でもジンさんは杖を下ろそうとはしません。
その時周囲を見渡して初めて、敵兵さんが4,5人私たちの周りにいたことに、はっと気が付きました。

「…その子、戦えるんですか?」

初めて口を開いた少年は、ちょっと偉そうで、でも幼さの残る声。
私は武器をキュッと持ち直して、ジンさんの後ろに付きました。

「……スイ、お前はー 」

「ジンさん私、ジンさんが居るから、だから大丈夫なんです。」


ジンさんが言い終わるよりも先に、私はその言葉をさえぎりました。
だって、何を言うかわかっていたから。
それでも大丈夫って、思えていたから。

「…OK,やる気、ですね。」

少年はその大きな剣に手をかけてこう言った。

「では、全力でいきます。」

それが合図でした。


その後駆けつけたアラシさんとスバルさんと何とか合流できましたが、戦いに上して、あの少年はいつの間にか居なくなっていました。
後で知った事ですが、あの少年のチームも私たちと同じように任務で来ていたんですって。
誰なんでしょう。
味方なら、またお会いできるでしょうか。

「…お二人が居ない間、そんな事があったんですよ。」

「へぇ、大変だったね~…。でも怪我がなくてよかったよ。」

「お前のせいだぞ!!書簡なんてチャチャっと渡してくればよかったじゃねーか!!」

「あれ?でも爆発の後からずっと僕の後ろを付いて走っていたのは、どこの誰かな~?(にっこり)」

「……っ!!アラシッ…次は、ぜってー負けねぇ!!」

「おぃ…喧嘩ならよそでやってくれ…」

ここにはアラシさんもスバルさんも、そしてジンさんもいる。
こんな他愛のない会話ができることが、とても嬉しくてしょうがないんです。
私はジンさんと一緒なら、何だって乗り越えられる…そんな気がする…。


戦争が終わったら4人で無事に、帰りましょうね。

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